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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中央人民政府
- 元記事公開日:
- 2025/07/09
- 抄訳記事公開日:
- 2025/08/06
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国家発展改革委員会主任、「第14次五カ年計画」の達成情況を発表
- 本文:
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国家発展改革委員会の鄭柵潔主任(大臣に相当)は7月9日の記者会見で、5年前に策定された「第14次五カ年計画」の主要指標のうち、経済成長、労働生産性、研究開発投資などの指標は計画通りで進み、常住人口の都市化率、平均寿命、食料とエネルギーの安全保障など8つの指標は計画を上回り、102の主要プロジェクトも順調に推進されていると述べた。
「第14次5カ年計画」期間中、中国のGDPは130兆元を超え、今年は140兆元に達する見込みで、過去4年間の経済成長率は平均5.5%を達成し、世界経済への貢献度は30%前後を維持している。特に、イノベーションが大きな飛躍を遂げて産業の高度化を牽引しており、世界トップ100の科学技術イノベーションクラスターのうち26カ所は中国にあり、世界で最も多い。2024年の社会全体の研究開発投資は5年前と比較して約50%増えて1兆2000億元に達し、GDP比2.68%とOECD諸国の平均水準に近づいている。
また、この期間中、緑化を推進したことで、森林被覆率は25%を超え、世界の新規緑地面積の4分の1を占めるようになり、GDP単位当たりのエネルギー消費量は4年間で11.6%減少し、二酸化炭素排出量を11億トン削減したことになる。
この5年間は中国の発展の歴史に力強く、色彩豊かな足跡を残し、次期「第15次五カ年計画」はさらなる発展になることを確信していると鄭柵潔主任は述べた。
※世界トップ100の科学技術イノベーションクラスター
世界知的所有権機関 (WIPO)が毎年発表しているグローバル・イノベーション・インデックス (GII) の一要素
https://www.wipo.int/pressroom/ja/articles/2024/article_0012.html [DW編集局]