（2025年7月26日付新華社の標記報道の内容は次のとおり）

中国政府は7月26日、国際的なAI協力組織の設立を提唱した。中国はこの組織を通して、次のような目標の実現をめざしている。

1. 中国と他国、そして各国間のAIにおける実務協力により、AIの潜在的な力を最大限に引き出し、共に発展し繁栄する。
2. 南半球諸国でのAIイノベーションエコシステム構築支援など、発展途上国がAIの恩恵を平等に受けることで、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標実現を推進する。
3. 各国に広く合意されるAIガバナンスの枠組みと技術標準を構築する。
なお、中国はAIの研究開発で先行している上海にこの本部を置くことを提案した。
中国は国連がAIガバナンスにおいて主導的な役割を果たすことを支持し、国連とその関連機関の努力を補完する。

[DW編集局]