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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2025/07/29
- 抄訳記事公開日:
- 2025/08/27
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NSF、国家AI研究所6拠点に総額1億ドルを投資
- 本文:
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(2025年7月29日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは本日、キャピタル・ワンおよびインテルとの官民連携のもと、総額1億ドルを投じて5つの国家AI研究所および1つの中核ハブを支援すると発表した。本投資は、AIによる革新的成果の実装、人材基盤の強化、国際競争力の維持を目的とし、大統領府の「AI行動計画」および「米国の若者向けAI教育推進に関する大統領令」と連動する国家戦略の一環である。
支援対象となる主な研究所は以下の通り:
・NSF AI材料研究所(AI-MI) – コーネル大学
エネルギー、持続可能性、量子技術に不可欠な次世代材料の発見をAIで加速。・NSF機械学習基盤AI研究所(IFML) – テキサス大学オースティン校
生成AIの基盤技術を開発し、医療やバイオ領域への応用を展開。・NSF 学生AIチーミング研究所(iSAT) – コロラド大学ボルダー校
STEM教育におけるAI協働学習支援ツールとカリキュラムを開発。・NSF 分子メーカー研究所(MMLI) – イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
医薬品、触媒、材料などの創製を支援するAIモデルと知的エージェントを開発。・NSF AIアシスタントインタラクション研究所(ARIA) – ブラウン大学
安全かつ効果的で、ユーザーニーズに適応した次世代AIアシスタントの開発を加速。上記に加え、NSFのAI研究所ネットワーク全体のハブとしてNSF AI研究所バーチャル機構(AIVO)(カリフォルニア大学デービス校)が採択されている。AIVOは各AI研究所間や政府との連携を促進するほか、情報発信や市民との協力も推進する。
[DW編集局]