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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2025/07/16
- 抄訳記事公開日:
- 2025/09/05
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EUがんミッションと日本の国立がん研究センター、大阪万博で共同イベントを開催
- 本文:
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(2025年7月16日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
EUがんミッションと日本の国立がん研究センターは、2025年大阪万博において「がんと闘う:EUがんミッションと国立がん研究センターの取り組み」と題する共同イベントを開催した。EUパビリオンで開催されたこのイベントでは、欧州と日本のコミットメント、イノベーション、患者の主体的関与が、がんに対する国際的な取り組みのあり方をどのように変革できるかが明らかになった。
欧州と日本の共通の優先課題である、特に思春期・若年成人(AYA)世代におけるがん治療中および治療後の生活の質の向上が議論の中心となった。欧州と日本のがん経験者(サバイバー)が自身の体験を共有し、多くの共通点が明らかになった。こうした交流は、ピアサポート(当事者同士の支援)、学びの促進、アドボカシー活動の強化を担う国際的なAYAコミュニティの構築の重要性を浮かび上がらせた。
若い参加者たちは、がん体験を社会変革の原動力に変える姿勢について力強く率直に語った。彼らは、患者ではなく「個人」として認識される必要性を訴え、より毒性が低く優れた治療法のための研究や、臨床試験の設計・実施過程への患者の参画拡大の重要性を強調した。
研究者や医療専門職もこれに呼応し、相互学習と患者中心のイノベーションを推進するため、日本とEU間における体系的な連携の強化と、高品質な研究への継続的な投資を提唱した。
このイベントにより、EUと日本のがん対策戦略が強く一致していることも示された。両者とも、研究・イノベーションをがん対策の中心に据えており、それが患者にもたらす実効的かつ持続的な成果の鍵であると認識している。
[DW編集局]