中国では今までに累計で19,007件の国家標準物質を認定し、国際標準物質でも世界のトップクラスの地位にある。中国国家市場監督管理総局は、今年、7月までに新たに549件の国家標準物質を認定し、前年比56%増となった。

分野別では、特に環境計測分野で205件の標準物質を承認し、前年同期比64%増となった。
研究開発面で見ると、企業が開発した標準物質は401件と前年同期比68.5％増え、研究機関が開発した標準物質は148件と前年同期比29.8％増加した。

地域別では、華北地域が全体の44.4%を占めている。例えば北京市では食品安全監視や鉄鋼製造試験・分析などの分野で標準物質の認定が多くなっている。

[DW編集局]