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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2025/08/25
- 抄訳記事公開日:
- 2025/09/12
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NSF、次世代無線ネットワーク低遅延通信の実用化推進に1,700万ドル超を投資
- 本文:
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(2025年8月25日付、国立科学財団(National Science Foundation: NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFの技術・イノベーション・パートナーシップ局(TIP)は、「次世代無線ネットワークにおける低遅延通信の産業応用における実用化の壁の突破(NSF Breaking Low)」プログラムにおけるプロジェクト採択を発表した。今後2年間で総額1,700万ドル超を産学のメンバーからなる3チームに助成し、現行の第5世代(5G)および次世代(Next-G)無線ネットワークの構造的・技術的課題を克服することを目指す。
現行の携帯電話網や無線LANの多くは、特定の条件下を除き、低遅延のエンドツーエンド通信を安定的にサポートすることができない。NSF Breaking Lowプログラムはこうしたボトルネックを解消し、遠隔医療やインテリジェント交通など新興の産業応用に無線通信を適用させていくことを狙いとしている。
本プログラムは、多様な専門家やステークホルダーが協働するワークショップ「アイデア・ラボ」を通じて、課題解決に向けた革新的アプローチを共同で策定した。
[DW編集局]