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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2025/09/10
- 抄訳記事公開日:
- 2025/10/29
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EUとオーストラリア、Horizon Europeへの準参加に関する予備的協議を開始
EU and Australia open exploratory talks on association to Horizon Europe
- 本文:
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(2025年9月10日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
欧州委員会とオーストラリア政府は、EUの旗艦的な研究・イノベーション分野のプログラムであるHorizon Europeにオーストラリアが準参加する可能性を検討するため、拘束力のない予備的協議を開始した。技術的な協議により、準参加協定の詳細と原則を検討し、将来の交渉に向けた基盤を整える。
オーストラリアとEUは、長年にわたり生産的な研究協力関係を築いてきた。EUが先進工業国と初めて締結した条約レベルの科学技術協定は、1994年のオーストラリアとの協定であり、1999年に改訂された。本協定に基づき、二国間研究協力の優先順位が設定され、協力の進捗はオーストラリア・EU科学技術合同協力委員会(JSTCC)の会合で監視されている。
予備的協議では、Horizon Europeの第2の柱(Pillar II)へのオーストラリアの参加可能性に焦点を当てている。第2の柱では、産業分野、産業競争力強化を目的としたデジタル・宇宙分野、ネットゼロへの移行を促進するための再生可能エネルギー、健康・福祉の向上などの分野での研究協力を行う。準参加が実現すれば、オーストラリアの研究者は本プログラムから直接資金を受け、プロジェクトを主導できるようになる。また、オーストラリアは本プログラムに財政的拠出を行うことになる。
Horizon Europeへの準参加は、EUと非EU加盟国間における科学技術分野の最も緊密な国際協力であり、2021年に欧州委員会が発表した「研究・イノベーションのグローバルアプローチ(Global Approach to Research and Innovation)」を支えている。現在までに20の非EU加盟国がHorizon Europeに準参加している。
[DW編集局]