[本文]
-
- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)、ヴァランス閣外大臣
- 元記事公開日:
- 2025/10/02
- 抄訳記事公開日:
- 2025/11/06
-
英国政府、年金基金管理会社による科学技術分野への投資拡大を呼びかけ
Pension firms urged to boost investment into the UK sci-tech unicorns of the 2030s
- 本文:
-
(2025年10月2日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、ヴァランス閣外大臣の標記発表の概要は以下のとおり)
ヴァランス(Vallance)閣外大臣は2025年10月2日、英国ベンチャーキャピタル協会(BVCA)が主催する民間資本ショーケースにおける講演の中で、年金基金管理会社は英国の科学技術分野への民間投資を拡大する絶好の機会を活用すべきだと述べる予定である。
同大臣は、英国が生命科学、AI、量子技術など、現代を代表する重要分野の最先端研究と企業育成において長年にわたり世界的評価を得てきた一方で、多くの有望企業が十分な資本を得られず、その潜在力を発揮できていない現状を指摘する見通しである。
英国のスタートアップおよびスケールアップ企業には、昨年160億ドルが投資され、2025年上半期にはフランスとドイツの合計額を上回る80億ドル超が調達されたものの、政府は「変化に向けた計画(Plan for Change)」の下で、さらなる成長の加速を目指している。
同大臣は、ケンブリッジ発のArm社を世界的規模に成長させた英国のイノベーションの象徴として挙げ、民間年金基金に対し、ベンチャーキャピタルや他の資産運用機関と連携して、次世代の高成長企業を支援するよう呼びかける予定である。これにより、投資家には長期的な収益がもたらされるとともに、国内で創出される価値と雇用を英国に留める効果が期待される。
さらに同大臣は、同日、投資家が英国の企業、分野、地域ごとの投資対象をより的確に見極められるよう支援するため、改良版の「イノベーションクラスター・マップ」を新たに発表した。この地図は、企業と研究機関が近接して連携する地域を明示し、研究開発とイノベーションの波及効果を可視化するもので、地域経済の成長と質の高い雇用創出を後押しすることを目的としている。
[DW編集局]