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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- Accelerated Capability Environment(ACE)
- 元記事公開日:
- 2025/10/07
- 抄訳記事公開日:
- 2025/11/11
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英国警察、責任あるAI導入に向けた新ラボ構想を策定
- 本文:
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(2025年10月7日付、Accelerated Capability Environment(ACE)の標記発表の概要は以下のとおり)
人工知能(AI)は、捜査の高度化と効率化を促し、警察官の業務負担を軽減することで、将来の警察業務の在り方を再構築する重要な役割を担う。
全国警察幹部会議(National Police Chiefs’ Council:NPCC)は、英国の警察を責任あるAI応用の先導者として確立することを目指している。しかし、既存の、新規の、または想定される課題にわたってAI活用の試行的取組は増えているものの、その多くは限定的な能力や個別の警察組織にとどまっている。
このため、ACEは産業界および学界の技術的専門知を結集し、最先端研究を警察の課題やデータに適用することで、より大きなイノベーションを促すAIラボの高次運用モデルを検討するよう求められた。
ACEはサプライヤー6社と共同で調査を実施し、AIラボが警察およびそのパートナーに対し、信頼性の高いAI技術を開発・リスク低減・迅速導入するための環境、支援、専門知をどのように提供し得るかを探った。
この調査では、AIラボの構築・運用方法、警察組織との関与の在り方、提供価値、既存の技術分野との連携の可能性など、主要な論点を検証した。
最終的に、AIラボの設計および運用モデルに関する「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3案が策定され、構想段階から実用段階へ移行させるための3年間のロードマップと費用見積もりが報告書として提示された。
ブロンズ案は既存投資の継続にとどまり国家的ラボの実現が見込めないとして採用されず、シルバー案は今後1~3年で警察の要件を満たす現実的案と評価された。最終的に、18か月以内に将来性のある世界水準のAIラボを実現し得るゴールド案が最良案として推奨された。
[DW編集局]