[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
マックスプランク協会(MPG)
元記事公開日:
2025/10/21
抄訳記事公開日:
2025/11/27

バイエルン州とマックスプランク協会、ヴュルツブルクのバイオメディシン研究拠点を強化へ

Verstärkung der Forschung in der Biomedizin

本文:

(2025年 10月21日付、マックスプランク協会(MPG)の標記発表の概要は以下のとおり)

バイエルン州政府とMPGは、ヴュルツブルクにおけるバイオメディシン研究の強化に向けた協力覚書(MOU)を締結した。両者は、同地での既存の研究連携を基盤として、中期的に新たなマックスプランク研究所の設立を目指している。

バイエルン州政府とMPGは、研究拠点としてのヴュルツブルクを拡充する。
ヴュルツブルクでは、医学、生命科学、応用物理など複数の分野で国際的に注目される優れた研究が行われている。MPGとヴュルツブルク大学の間では、すでに実績のある協力関係が築かれている。バイエルン州とMPGは、覚書の署名を通じてヴュルツブルク拠点を強化し、中期的にMPG研究所の設立に向けた基盤を整備することを目指している。現在、MPGはそのための科学的コンセプトを策定中であり、協会内の助言プロセスでは、免疫医学をはじめとする将来の重点テーマが検討されている。今後、合同科学会議で計画が審議される予定である。

ゼーダー(Markus Söder)バイエルン州首相:「MPGと協働し、ヴュルツブルクに新たなハイテク免疫生物学研究所の創設を進めている。MPGとヴュルツブルクは理想的な組み合わせであり、同地は大学および大学病院とともに強力な生物医学研究環境をすでに備えている。ミュンヒェン近郊のマルティンスリートのライフサイエンス・キャンパスは、科学・医療・産業が欧州レベルで携する好例である。このキャンパスには州が単独で約6億ユーロを投資しており、ハイテク・アジェンダを通じて研究全体に総額約60億ユーロを投資する計画である。卓越した研究拠点をバイエルン全域に拡げたいと考えている」

アイヴァンガー(Hubert Aiwanger)バイエルン州経済・地域開発・エネルギー大臣:「新たなMPG研究所は、卓越した生物医学分野の環境に理想的に溶け込み、研究拠点全体の発展を一層促進する。私は今後のプロセスを緊密に支援し、財政状況が厳しい中にあっても、2027年からの立ち上げ段階を支援し、当初計画された二つの部門のうち一部の運営経費に寄与したいと考えている」

ブルーメ(Markus Blume)バイエルン州科学大臣:「大学と公的研究機関の強力な融合により、生物医学拠点としてのヴュルツブルクはさらに発展することになる。ヴュルツブルク大学、大学病院、MPGを一体化し、核酸研究および新規RNA技術のための学際的センターを創設するものである。MPGとバイエルン州はここに恒久的な研究拠点を確立する方針であり、その実現に向けて最大限の努力を払っている。科学的構想を策定中のクラーマー(Patrick Cramer)MPG会長およびMPG関係者に心から感謝する」

クラーマーMPG会長:「バイエルン州の支援を得てヴュルツブルク拠点を拡充できることを大変嬉しく思う。進行中の協議および必要な意思決定プロセスの結果を前提としつつ、同地に新たなMPG研究所を設立するための第一歩を踏み出すものである」

[DW編集局]