[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWE)
元記事公開日:
2025/11/18
抄訳記事公開日:
2025/12/24

BMWE、欧州産業向けAI基盤モデルSOOFIの開発支援を承認

Bundeswirtschaftsministerium fördert Aufbau eines europäischen KI-Sprachmodells als Basis für industrielle KI

本文:

(2025年11月18日付、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWE)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMWEは、2026年7月までのプロジェクト「欧州インテリジェントのための主権オープンソース基礎モデル(SOOFI)」に対して、約2.000万ユーロの助成を承認した。本プロジェクトは、産業用人工知能(AI)応用のための高度なAI基本モデルの基礎を構築し、ドイツ産業がAI技術競争で優位に立つための重要な土台となる。SOOFIは、既に発表されている「欧州共通利益重要プロジェクト-AI(IPCEI-AI)」に対して重要な指針を与えるものとなる。

SOOFIプロジェクトには、複数のAI研究機関やスタートアップが連邦AI協会の主導の下でコンソーシアムを結成している。参加機関には、フラウンホーファー知能解析情報システム研究所(IAIS)、フラウンホーファー集積回路研究所(IIS)、ドイツ人工知能センター(DFKI)、ヴュルツブルク大学、ハノーファー大学、ダルムシュタット工科大学、ベルリン工科大学が含まれる。

コンソーシアムの目標は、基礎的なAIモデルを開発し、そこから高度に専門化されたいわゆる「推論」モデルを派生させることである。プロジェクトは、特にAI制御ロボティクスのような高度に複雑な課題に対するソリューションに重点を置く。SOOFIの成果は複数の産業適用事例で検証され、オープンソースとして無償で産業界に提供される予定である。

デジタル・トランスフォーメーション、特にAIの広範な活用は、競争力と革新性を維持する欧州産業にとって不可欠である。産業分野におけるAIソリューションには自律生産、AI制御ロボティクス、AI支援の製品設計などが含まれ、産業用メタバースの応用にも関連する。革新的なAIソフトウェアとビジネスモデルのために、欧州産業界は差別のない、公正なAI基礎モデルへのアクセスを必要としている。SOOFI助成により、BMWEは欧州のデジタル主権を強化する。

本助成は、IPCEI-AIクラウドを中核とする”8ra”(データ処理の変革を目的とした欧州のマルチプロバイダー・クラウドエッジ コンソーシアム)傘下のイニシアチブの枠組みで行われた。

[DW編集局]