[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI)
元記事公開日:
2025/12/05
抄訳記事公開日:
2026/01/20

持続可能性と宇宙環境問題にAIで取り組む

Addressing sustainability and space environmental issues with AI

本文:

(2025年12月5日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

オックスフォード大学のスピンアウト企業であるDeep Planet社とロンドンのスタートアップ企業Space DOTS社が、新たに設立された欧州宇宙機関(ESA)のPhi-Lab UKにおける最初のコホートとして採択された。

両社は、炭素モニタリングおよび宇宙環境インテリジェンス分野における人工知能(AI)プロジェクトを対象として、総額約38万ポンドのシード資金の供与を受けた。

ESA Phi-Lab UKは、宇宙利用を通じた持続可能性技術に重点を置く拠点であり、ESAが新たに立ち上げたACCESSプログラムのScaleUpエレメントの一部を構成する。

2018年に設立されたDeep Planet社は、SoilCarbonAIプロジェクトに対して約19万ポンドの助成を受けた。同プロジェクトでは、実測データが通常は得られない地域を対象に、AIを用いて土壌有機炭素量を予測する。さらに、同社は大規模な地理空間データを用いて学習させた基盤モデルを開発し、農業従事者、農業サプライチェーン、政府による持続可能な土地管理の推進や、カーボンオフセット手続きの透明性向上を支援することを目指す。

Space DOTS社は、SEISMICプロジェクトに対して約19万ポンドの助成を受けた。同プロジェクトでは、宇宙環境条件を監視する衛星ネットワークを構築し、CubeSatおよびSmallSatにセンサーを搭載して、放射線や宇宙天気の状況を追跡する。
なお、両社はこの資金提供に加え、STFC、Amentum、クランフィールド大学などPhi-Labの提携機関から、技術、事業、商業分野の専門的知見を得るため、各社最大15万ユーロの追加支援バウチャーを受ける予定である。

[DW編集局]