[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
連邦研究技術宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2025/12/15
抄訳記事公開日:
2026/01/22

ドイツ、FFB PreFabで初の機能性電池セルを製造:バッテリー研究工場稼働で「メイド・イン・ジャーマニー」推進

Bär: Die erste Batteriezelle aus der FFB PreFab markiert einen Meilenstein für Batterien „Made in Germany“

本文:

(2025年12月15日付、連邦研究技術宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

ミュンスターにおいて、バッテリーセル研究工場の第一建設段階である「FFB PreFab」が稼働し、重要なマイルストーンが達成された。フラウンホーファー「研究用バッテリーセル製造(FFB)」により、初めて電気的に機能するリチウムイオン電池セルが製造された。これにより、電極製造から充電済みセルに至るまで、欧州製の装置技術のみを用いた一貫したプロセスチェーンが初めて実現された。

ベア(Bär)BMFTR大臣は次のように述べた。「ハイテク・アジェンダ・ドイツの旗艦的として、FFBは「研究室から工場へ」、すなわち科学から経済への移行に注力している。FFB PreFabで製造された最初のバッテリーセルは、メイド・イン・ジャーマニー(Made in Germany)のバッテリーにとって決定的なマイルストーンである」

ノイバウアー(Neubaur)ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州経済・気候保護大臣は、「ミュンスターにおけるバッテリーセル研究製造は、同州が最先端ハイテク産業の拠点であることを示している。研究、開発、産業移転が緊密に結び付き、本プロジェクトは欧州のバッテリー技術分野を大きく前進させる」と述べた。
ブランデス(Brandes)NRW州科学大臣は、「FFBにより、基礎研究と大規模産業応用との間のギャップを埋める機会が生まれる。これは、高度に訓練された専門人材や優れた科学者を引き寄せる効果をもたらす」と述べた。

ハンゼルカ(Hanselka)フラウンホーファー協会(FhG)会長は、「バッテリー技術は、モビリティ、エネルギー等の分野における価値創出をより自立的なものとし、国際競争で主導的地位を確保する上で中核的役割を果たす。パイロットラインの稼働開始とFFB PreFabにおける研究・生産環境の構築は、競争力のあるバッテリー生産に向けた重要な節目である」と述べ、BMFTRおよびNRW州による支援に謝意を示した。

連邦政府は、FFBの整備に必要な財政的措置が確保されるよう対応する。これにより、NRW州およびFhGと合意された、ギガファクトリー規模の研究工場構築というFFBの目標達成が可能となる。FFBのインフラ整備は段階的に進められており、BMFTRは研究拠点の構築に最大7億5,000万ユーロを投資している。

[DW編集局]