[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2025/12/17
抄訳記事公開日:
2026/01/26

NSF、AIを活用した数学教育の推進プログラムに900万ドルを投資

NSF and partners invest $9M in AI-focused math education program

本文:

(2025年12月17日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFの社会・行動・経済科学局(Social, Behavioral, and Economic Sciences:SBE)局は、「数学教育・学習を推進するためのコラボラトリー(Collaboratory to Advance Mathematics Education and Learning:CAMEL)」を立ち上げた。これは、K-12(概ね初等・中等教育課程に相当)の数学学習・教育の改革を目的としたプログラムで、900万ドルを措置している。CAMELは、ウォルトン・ファミリー財団(Walton Family Foundation)を含む慈善パートナーとの協定を通じて支援され、人工知能(AI)、学習科学、教育実践、データ科学を結びつけた学際的協力を推進する。

CAMELは、イノベーションと長期的インパクトを促進するために2段階のアプローチを採用している。第1段階では、K-12の数学学習の理解を深めるため、高価値なAI対応データセットを生成または拡充する新たな学際研究ネットワークの創設を支援する。このネットワークには、学習の基礎科学の専門家、教育実践者、データ科学者が含まれる。第2段階では、第1段階で採択されたプロジェクトを対象に、K-12における数学学習・教育の統一的な取り組みを推進する全米規模の社会技術的プラットフォームを構築する。このプラットフォームは、研究活動とリソースの相乗効果を高め、個人および分野横断的な協力を促進する。

CAMELは、AIリテラシー、イノベーション、新興技術に必要な基礎的数学スキルを強化し、AI対応データセットを創出することで、トランプ大統領の「米国の若者向けAI教育推進に関する大統領令」の目標を前進させる。さらに、研究者、教室の実務者、データ科学者を結集することで、学生や教育者がAI対応ツールや学習環境に取り組むためのエビデンスに基づくアプローチと知見を支援し、科学・技術・工学・数学への参画拡大を後押しする。

[DW編集局]