[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立標準技術研究所(NIST)
元記事公開日:
2025/12/22
抄訳記事公開日:
2026/01/29

NIST、製造業および重要インフラ向けのAIセンターを設立

NIST Launches Centers for AI in Manufacturing and Critical Infrastructure

本文:

(2025年12月22日付、国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology:NIST)の標記発表の概要は以下のとおり)

NISTは本日、人工知能(AI)分野における米国の主導的地位を確保する取り組みの一環として、非営利組織MITREと連携して製造業および重要インフラ分野を対象とする二つのAIセンターを新設すると発表した。NISTは本事業に2,000万ドルを投資し、AIを活用した技術ソリューションの実装を加速させ、米国の製造競争力強化と重要インフラのサイバーセキュリティ向上を図る。

新設されるのは、「米国製造生産性AI経済安全保障センター(AI Economic Security Center for U.S. Manufacturing Productivity)」と、「対サイバー脅威米国重要インフラ防護AI経済安全保障センター(AI Economic Security Center to Secure U.S. Critical Infrastructure from Cyberthreats)」である。これらのセンターは国家的優先分野におけるAI駆動型ツール(エージェント)の開発・導入を推進し、AI技術評価や高度化を通じて米国のAIイノベーション優位性の維持、敵対者によるAI利用への対処、不十分な安全性を有するAIへの依存リスクの低減を目指す。

本事業は、NISTが策定した「21世紀における米国技術リーダーシップ戦略(Strategy for American Technology Leadership in the 21st Century)」および政府の「米国AI行動計画」に基づき、官民連携の実績を活用してAIをはじめ量子情報科学、バイオテクノロジーなど重要・新興技術分野での研究開発と実装を促進する。

本取り組みは、AI標準・イノベーションセンター(Center for AI Standards and Innovation:CAISI)が主導する既存のAI関連プログラムを拡充するものである。また、連邦出資研究開発センター(FFRDC)の運営というMITREの長年のミッションを活用し、応用科学および先端技術における突破的成果を生み出し、国家が直面する最重要課題に対処する革新的ソリューションを提供することが期待されている。加えて、今後発表が予定されている「レジリエント製造のためのAI研究所(AI for Resilient Manufacturing Institute)」と相まって、AI分野のイノベーション加速に資するものである。

[DW編集局]