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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防総省(DOD)
- 元記事公開日:
- 2026/01/12
- 抄訳記事公開日:
- 2026/01/30
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国防総省、技術の実用化加速のためイノベーション関連部門を再編
- 本文:
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(2026年1月12日付、国防総省(DOD)の標記発表の概要は以下のとおり)
DODは本日、エミル・マイケル研究・工学担当次官兼最高技術責任者(CTO)の指導の下、同省のイノベーションエコシステムを抜本的に再編した。従来の断片化した体制を統合し、戦闘員への技術供給を迅速化する統合的かつ迅速なイノベーション企業体を構築することを目的としている。
本日付で、国防イノベーションユニット(DIU)はDODフィールド活動(Field Activity)に指定され、産業界並みの速度で商業技術探索、迅速契約、採用支援を提供し、ミッションエンジニアリング統合活動(Mission Engineering and Integration Activity:MEIA)と連携して作戦課題を直接商業ソリューションに結び付ける。DIUの長は引き続き国防長官へ直接報告し、CTOは行政・資源面での支援と省内優先事項との整合を担う。
戦略能力局(Strategic Capabilities Office:SCO)もフィールド活動に指定され、新規システムの破壊的応用、既存システムの非定型活用、短期的に戦略効果を生む技術の特定・試作を継続する。法定報告義務は副長官に対して維持されつつ、日常運営はCTOの下で統合される。DIUおよびSCOは任期制人事を採用し、民間・作戦部隊から優秀人材を継続的に導入することで、新規アイデアと技術洞察の流入を確保する。
さらに、キャメロン・スタンレー(Cameron Stanley)が新チーフデジタルAI局長(CDAO)に任命され、戦闘、情報、企業領域におけるAI導入を統括し、米国のAI優位性確立を指導する。
これらの再編により、CTOの統括下で6つの実行組織を中心とした統合的イノベーションエコシステムが確立される。
▽チーフデジタルAI局 (Chief Digital and Artificial Intelligence Office:CDAO)
▽国防高等研究計画局 (DARPA)
▽国防イノベーションユニット(DIU)
▽戦略的資本局(Office of Strategic Capital :OSC)
▽戦略能力局(SCO)
▽試験資源管理センター(Test Resource Management Center:TRMC)これらの組織は統合的に革新技術の迅速な開発・評価・戦闘員への移転を推進し、新設CTO行動グループ(CTO Action Group:CAG)が調整、透明性確保、意思決定障壁の排除を担う。各軍種はラボ・研究企業体・試験ユニットを統合したイノベーション計画を策定し、取得ポートフォリオや政策・法制上の障壁への対応方針を明示する。
[DW編集局]