[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国海洋大気庁(NOAA)
元記事公開日:
2026/01/22
抄訳記事公開日:
2026/02/17

米国海洋大気庁(NOAA)、米国領サモア沖連邦水域における重要鉱物資源の深海測量と地図化プロジェクトを開始

NOAA to map critical mineral deposits in deep waters off American Samoa

本文:

(2026年1月22日付、米国海洋大気庁(NOAA)の標記発表の概要は以下のとおり)

米国海洋大気庁(NOAA)の国家海洋局(National Ocean Service)は本日、米国領サモア沖の連邦水域3万平方海里超を対象とした新たな水路測量・資源特性調査プロジェクトを発表した。本プロジェクトは、商務省による「米国沿岸重要鉱物マッピング計画(U.S. Offshore Critical Minerals Mapping Plan)」の実施の一環であり、トランプ大統領の大統領令「米国沿岸の重要鉱物・資源活用の解放」に基づくものである。

本調査は、NOAAが国内供給網向けの重要鉱物確保において中心的役割を果たすことを目的とするもので、持続可能な深海採鉱の研究支援や、関係者による海洋環境理解の促進に資する。測量業務は現行の水路測量サービスベンダーであるNV5社が2026年2月に開始する予定である。NOAAは、2025会計年度の予算約2,000万ドルを用い、調査地域の海洋環境に関する地図、画像、試料を作成し、一般に公開する。これらの成果物は、NOAAをはじめ連邦機関や利害関係者に、重要鉱物の分布状況や有望度に関する情報を提供する。

本取組により、アメリカ領サモア沖の深海環境に関する高品質かつ透明性の高いデータが得られ、基礎的理解が深まるとともに、深海鉱物関連の探査・研究・管理プロジェクトの促進が期待される。

深海底鉱物開発は、海底に存在する金属含有ノジュール(海底の鉱物塊)を採取する活動であり、マンガン、ニッケル、コバルト、銅、希土類元素などの貴重資源が集中する海域が存在する。これらの重要鉱物は、防衛システム、バッテリー、スマートフォン、医療機器など幅広い用途に利用され、米国製造業における供給網の強靭性確保に不可欠な要素である。

[DW編集局]