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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防科学技術研究所(Dstl)
- 元記事公開日:
- 2026/02/16
- 抄訳記事公開日:
- 2026/03/12
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ケーススタディ:国防科学技術研究所(Dstl)によるEPSRCとの提携に基づく重要国防研究への資金支援
- 本文:
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(2026年2月16日付、国防科学技術研究所(Dstl)の標記発表の概要は以下のとおり)
Dstlは工学・物理科学研究会議(EPSRC)と提携し、情報分析を強化するAIを含む重要な国防研究に資金を拠出している。
またDstlは、EPSRCと緊密に連携し、優先度の高い国防分野における高度人材の将来的なパイプラインを確保している。DstlとEPSRCは、次のような複数のスキームに共同投資してきた。
・博士課程研修のための国防省センター
・Dstlによる博士ランドスケープ賞
・AI・量子ハブ
・Future Compute[編集局注:次世代計算基盤プログラム]アラン・チューリング研究所のリチャード・ウォルターズ(Richard Walters)氏は、EPSRCが主催する「サンドピット(Sandpit)」に参加した経験に触れつつ、DstlとEPSRCの連携が情報分析を強化するAIを含む重要な国防研究に資金を拠出していることを説明している。サンドピットは、イノベーションの創出と学術界と国防分野との連携促進を図る独自の研究資金メカニズムである。
同氏が主導する「人間中心の分析のためのAI情報分析によるトリアージ・取得(acquisition)支援(AiTASHA)」は、サンドピットから採択された2件のプロジェクトの一つであり、2年間・125万ポンド規模で実施される。
一般に、軍および国家安全保障分野における情報分析官は、脅威や敵対行為の早期兆候を特定するため、大量かつ複雑で不確実なデータを用い、重大な帰結を伴う合理的に説明可能な評価を行わなければならない。限られた資源の下で、どのデータを優先的に分析すべきか、また追加情報を収集するか否かを迅速に判断する必要がある。AiTASHAは、情報分析官の業務を代替するのではなく補完する、説明可能かつ合理的に防御可能なAIの構築を目的としている。
[DW編集局]