[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI)
元記事公開日:
2026/02/26
抄訳記事公開日:
2026/03/30

UKRI、国立コンピューティング・リソース(NCR)4件の整備に7,600万ポンドを投資

New national computing resources to open doors for researchers

本文:

(2026年2月26日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

UKRIは、新たな4件の国立コンピューティング・リソース(NCR)を立ち上げるため、7,600万ポンドの投資を発表した。この大規模な資金投入により、医療から気候変動に至るまで、社会が直面する主要課題の解決に必要な強力なデジタル処理能力が提供されることになる。
この投資は、2025年7月発表の「コンピュート・ロードマップ(Compute Roadmap)」の実現に向けた最初の大きな一歩である。

UKRIは、これらのコンピューティング・リソースに投資することで、研究者が次のような環境を利用できるようにする。
・多様な技術:個々の研究ニーズに対応した、異なる種類のハードウェア
・アクセスの向上:これまでスーパーコンピュータを使ったことのない研究者も含め、より多くの研究者が恩恵を受けられる簡素化された仕組み
・長期支援:このファンディングは、高度な機器に加え、5年間の専門的サービス(2031年まで)の双方を対象とする。

これらの新たなリソースは、英国の既存の主要な人工知能(AI)およびスーパーコンピューティングのサービスと連携して機能する。本プログラムは、この計算能力をより広く利用可能にすることで、優れた着想を現実世界におけるブレークスルーに至るまでの過程を加速することを目指す。各NCRは以下の大学が主導する。
・バーミンガム大学(グラフィックス処理装置(GPU)ベース)
・ケンブリッジ大学(GPUベース)
・エディンバラ大学(CPUベース)
・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(CPUベース)

これら4件のNCRのうち、2件は2026年夏までに開始され、2027年にかけて4件がフル稼働することが予定されている。その利用促進に向け、UKRIはコミュニティ・センターオブエクセレンスの立ち上げも計画している。

[DW編集局]