[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2026/01/27
抄訳記事公開日:
2026/04/01

EU・インド、2030年を見据えた共同包括戦略アジェンダを承認

Towards 2030: A Joint European Union-India Comprehensive Strategic Agenda

本文:

(2026年1月27日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

2026年1月27日にニューデリーで開催された第16回EU・インド首脳会議において、「EU・インド共同包括戦略アジェンダ」が承認された。EUとインドの協力を拡大、深化、より適切に調整することで戦略的パートナーシップをさらに強化し、両パートナーおよび国際社会にとって相互に有益で具体的かつ変革的な成果の実現を目指すものである。

戦略的アジェンダは、繁栄と持続可能性、技術・イノベーション、安全保障・防衛、接続性、地球規模の課題といった主要領域を網羅しており、各柱を横断する実現手段によって補強される。これは20年以上にわたる戦略的パートナーシップを基盤とした、信頼でき、予見可能で、志を同じくするパートナーとして、ますます複雑化する地政学的環境の下で協働するという双方の意思を反映した、将来を見据えた行動計画である。

■ 繁栄と持続可能性

・貿易と投資の促進
・サプライチェーンと経済安全保障の強化
・クリーン移行と強靭化の推進

■ 技術・イノベーション

・重要な新興技術の支援
・デジタル環境の整備
・研究協力の促進

■ 安全保障・防衛

・二国間協力
・防衛産業協力
・地域の安全保障への関与の深化
・従来型およびハイブリッド型の脅威への対抗

■ 接続性と地球規模の問題

・地域の接続性強化
・第三国における協力の促進
・効果的なグローバル・ガバナンスの形成

■ 実現手段

・スキルの流動性を拡大
・相互理解の促進
・ビジネスコミュニティの参加
・制度設計の強化

なお、本アジェンダは「EU・インド戦略パートナーシップ:2025年までのロードマップ」に代わるものであり、法的拘束力や財政的コミットメントを伴わない。

[DW編集局]