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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2026/02/10
- 抄訳記事公開日:
- 2026/04/09
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欧州委、オンライン上の若年者を保護すべくネットいじめ対策行動計画を始動
Commission launches Action Plan Against Cyberbullying to protect young people online
- 本文:
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(2026年2月10日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
欧州委員会の「ネットいじめ対策行動計画(Action Plan Against Cyberbullying) 」は、EU域内の児童・青少年のオンライン上のメンタルヘルスを保護することを目的としている。同計画は、被害者が容易に支援を受けられるEU全域向けアプリの導入、オンライン上の有害行為に対処するための各国アプローチの調整、ならびにより安全で健全なデジタル実践を促進することによるネットいじめの防止を柱としている。
■ EU全域においてネットいじめを報告するアプリ
ネットいじめの被害者には、嫌がらせを明確かつ容易に報告し、支援を受ける手段が必要である。このため行動計画の中核として、各国のヘルプラインに通報できる、使いやすくアクセス可能なアプリを導入する。同アプリは、子どもや若年層が支援を受けるための窓口となるとともに、証拠を安全に保存・送信できる機能を備える。■ EUでの協調的なアプローチ
EU全域のすべての若年者が平等に保護されるべきである。加盟国は包括的な国家計画を策定し、ネットいじめに関する共通理解に基づきデータを収集・比較する。これは、ネットいじめに対するより統一的な対応に向けた重要な一歩である。オンライン上で未成年者を保護し、その能力を強化するための既存の取組が進められている。これらの取組について、ネットいじめ対策における有効性を高めるべく、欧州委員会はそれらを微調整できる機会を特定する。具体的には、未成年者保護に関するデジタルサービス法(DSA)ガイドラインの見直しなどを進める。
■ ネットいじめ防止策
行動計画は、幼少期から健全で責任ある、相互尊重に基づくデジタル実践を奨励する。ネットいじめ防止は、デジタルリテラシーを促進するための教育者向け欧州委員会ガイドライン改訂の中心課題となる。 [DW編集局]