[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
マックスプランク協会(MPG)
元記事公開日:
2026/03/06
抄訳記事公開日:
2026/04/10

マックスプランク協会、女性研究者の指導的ポスト登用で目標超過 2030年目標達成に向け進展

Positiver Trend bei der Berufung von Wissenschaftlerinnen hält an

本文:

(2026年3月6日付、マックスプランク協会(MPG)の標記発表の概要は以下のとおり)

MPGは機会均等の実現、とりわけ多くの女性を研究上の指導的ポストに任命するため、様々な努力を重ねてきた。

2030年まで指導的ポストに占める女性の割合を毎年1ポイント上昇させるという高い目標を掲げてきた。このような任命を続けることにより、将来的にはすべての研究所において最低一名の女性所長が誕生することを目指している。2025年実績を見ると、所長レベル(W3)、グループリーダーレベル(W2)の双方において目標を上回っている。W3レベルでは目標22.8%に対して26.1%、W2レベルでは41.3%に対して43.7%である。

2030年までにすべての研究所で最低1名の女性所長を任命するという目標にも近づいている。これを既に実現した研究所は2025年末時点で前年比2ポイント増の68%となった。同じことを2025年の任命数でみると、所長に任命された9名のうち4名が女性、5名が男性で、女性割合は44.4%となる。空席ポストがどの程度女性で占められたかを見るには、新規任命数をみるのがわかりやすい。

W2とW3レベルをあわせた女性割合が36%ということは、ドイツの公的研究機関では最大であり、大学平均も上回っている。

W2以下のグループリーダーレベルでは、2025年の上昇率は1.2ポイントで、結果として23.9%になった。目標は27.1%であり、なお伸びる余地がある。

若手研究者レベルでの女性割合は近年おおむね横ばいで、変化は少ない。博士課程研究者の場合、2025年には前年の42.4%から43.1%になった。ポスドク研究者では35%から36.6%だった。

研究上の指導的地位における女性割合を増やすための中核的プログラムは、リーゼ・マイトナー卓越プログラムである。これまで40名超の卓越した女性研究者が任命されている。この中から既に2名の女性所長が生まれ、さらにテニュアトラックの肯定的評価を経て7名が独立グループリーダーとして定着している。

[DW編集局]