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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州イノベーション・技術機構(EIT)
- 元記事公開日:
- 2026/02/19
- 抄訳記事公開日:
- 2026/04/16
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EITの経済的・社会的インパクトに関するレポートが公表
New Study Confirms EIT’s Impact in Strengthening Europe's Competitiveness
- 本文:
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(2026年2月19日付、欧州イノベーション・技術機構(EIT)の標記発表の概要は以下のとおり)
新たな調査研究により、10の知識・イノベーション・コミュニティ(KIC)を創設したEU機関であるEITが、独自のイノベーションモデルを通じて欧州に大きな経済的・社会的便益をもたらしてきたことが明らかになった。EITは、EUの政策優先課題領域におけるイノベーションに基づく成長に大きく貢献している。
EITは、教育、研究、企業を結びつけ、公共投資を永続的な経済的・社会的効果に転換するための欧州最大のイノベーション・エコシステムである。EITの支援を受けた企業は、イノベーション・コミュニティの支援を通じて、欧州の平均よりも速く成長し、長く存続している。
本調査研究では、EITの支援を受けた企業について、次の点が示されている。
・ベンチャー企業は157億ユーロの外部投資を誘致し、EIT資金を大幅に増幅させた。
・企業の平均収益は2倍以上に増加した。
・90%以上が現在も活動を続けており、これは一般的な欧州の新興企業の生存率をはるかに上回っている。
・約半数が高成長企業に該当するが、EU全体では5社中1社未満である。
・2023年だけでも、EIT支援を受けた企業は欧州全域で9万2,000件以上の雇用を支えている。本調査研究では、経済効果に加え、教育とスキル分野でのEITのさらなる成果や、社会的影響の例も強調している。
・EITは、技術と起業のトレーニングを組み合わせることで、欧州のスキルとイノベーションの格差を縮小している。
・EITは、EIT地域イノベーション・スキーム(RIS)を通じて、イノベーション能力が低いEU加盟国やEU候補国にもハブを設置し、現地でのプレゼンスを確保している。
・EITが欧州のグリーン・デジタル移行に大きく貢献していることも示されている。 [DW編集局]