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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国政府網
- 元記事公開日:
- 2026/03/30
- 抄訳記事公開日:
- 2026/04/24
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中国生態環境部、科学技術による美しい中国建設推進の成果を紹介
- 本文:
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(2026年3月30日付、中国国営新華社通信の記事の概要は以下のとおり)
科学技術イノベーションの成果が生態環境の改善と美しい中国建設をどう支援するのか。生態環境部は3月30日の記者会見で、「科学技術による美しい中国の建設」の状況を紹介した。
◇「第14次5カ年計画」重点プロジェクトで重要な成果を実現
「第14次5カ年計画」期(2021~2025年)、中国はグリーン低炭素化技術の自立自強を中心に、科学技術イノベーションへの投資を拡大した。生態環境部では国家重点研究開発計画として、「大気・土壌・地下水汚染総合対策」、「脆弱性のある生態系の保護・修復」、「循環経済重要技術・設備」を担当し、京津冀(北京周辺首都圏)の環境総合対策国家技術重大プロジェクトを推進した。
モニタリングについては、空・陸・海を統合したハイパースペクトル衛星リモートセンシングによる精度が世界最先端の水準に達し、人からハイテクによる管理が実現した。また独自開発のPM2.5とオゾンの協調的予防・管理を行う三次元監視早期警報プラットフォームにより、どの地域、どの企業が排出基準を超えているかを精確に特定し、「標的対応」を実現できるようになった。
汚染防止については、大気・海洋(河川)・土壌汚染防止をめぐる技術的ニーズに焦点を当て、主要共通技術の研究開発・応用を強化した。
グリーン化(温室効果ガス削減)については、電力業界による排出量削減を実施すると同時に、鉄鋼・建材・化学工業などの大量排出事業者に焦点を当てた研究開発を推進した。「第15次5カ年計画」期(2026~2030年)においては、科学技術イノベーション主導による協調した科学技術の融合などで、科学技術の成果による生態環境ガバナンスの有効性を向上させる。
◇新たな汚染物質対策技術開発を継続推進
「第15次5カ年計画」下の国家重点研究開発計画「新汚染物質対策・防止制御重要技術」を推進し、代表的な汚染物質を対象に「選別・評価・管理」に関する技術の向上を体系的に展開していく。
また、化学・製薬・新エネルギーなどの産業、工業団地・飲用水源地などの重点地域の汚染物質のライフサイクルリスク管理・共同管理に焦点を当て、再現・普及可能な技術実証・総合実証事業を推進する。
さらに、汚染物質関連の重点実験室、工程技術センターなどの研究開発プラットフォームを整備する。◇AIなどの技術で生態環境に関する監視能力を向上
生態環境部は、AI、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの技術を、生態環境管理体系・管理能力水準向上の重要な手法として積極的に活用している。
生態環境の監視には、AI技術が高度に活用されている。生物多様性識別では、鳥類声紋識別、植物種画像スマート識別などの技術により通年の連続監視を実現できるようになった。
監督管理ではAI技術の応用により、遠隔執行能力が大幅に向上している。例えば、大規模モデルスマート識別技術により、自動車検査検証結果の不正行為や大型車違法排出問題を効果的に識別できる。
今後は、生態環境分野におけるAI関連技術開発への支援を持続的に拡大し、「AI+」の応用効率を向上させていく方針である。 [DW編集局]