[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2026/03/06
抄訳記事公開日:
2026/04/28

欧州委、化学物質・材料の安全かつ持続可能な設計(SSbD)枠組みの改訂に関する勧告を採択

Strengthened Framework for Safe and Sustainable by Design chemicals and materials to drive Europe’s clean industrial leadership

本文:

(2026年3月6日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は2026年3月6日、安全かつ持続可能な設計(Safe and Sustainable by Design:SSbD)の枠組み改訂に関する勧告を採択し、有害性のない循環型で競争力のある経済を目指すクリーン産業ディールの目標に沿った、化学物質および材料のイノベーションに向けた欧州の取り組みを強化した。

2022年の欧州委員会勧告を基に、この改訂版枠組みは、包装、繊維、建設から自動車、エネルギー、エレクトロニクス、医薬品に至るまで、主要なバリューチェーン全体にわたる広範な関係者の関与と実地試験を通じて形成された。これは、製品ライフサイクルのあらゆる段階において、安全性、持続可能性、機能性を組み込むための戦略的前進を意味する。欧州委員会は、堅固で任意適用の意思決定ツールを提供することにより、企業が将来に備えたイノベーションを進め、市場導入を加速し、持続可能な産業転換における世界的リーダーとしての欧州の地位を強化できるよう支援する。

この勧告は、加盟国、中小企業から新興企業、スケールアップ企業を含む産業界、大学、研究機関、イノベーション拠点に対し、化学物質および材料開発のあらゆる段階でSSbDの原則を組み込むよう求めている。

欧州委員会は今後、EU化学イノベーション・代替ハブ(EU Chemicals Innovation and Substitution Hubs)などを通じてSSbDの普及を積極的に推進するとともに、2026年3月19日に開催される「安全かつ持続可能な設計:産業転換の加速(Safe and Sustainable by Design: Accelerating the Industrial Transition)」会議において、これらハブの取り組みを開始する。同会議は、新たなSSbD枠組みとその産業転換への寄与について関係者が理解を深める機会となる。

[DW編集局]