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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2026/04/08
- 抄訳記事公開日:
- 2026/05/14
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CEA、日本と韓国との科学技術協力を強化
Le CEA renforce ses coopérations avec le Japon et la Corée du Sud
- 本文:
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(2026年4月8日付、原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は、以下のとおり)
アンヌ=イザベル・エティエンヴルCEA長官は、3月31日から4月3日まで、マクロン大統領の日本および韓国への公式訪問に同行した。この訪問により、特に原子力、マイクロエレクトロニクス、量子、人工知能(AI)の分野で、これら両主要パートナー国との間の科学技術協力が強化された。
◇日本との原子力協力の強化
日本では、マクロン大統領と高市首相の間で原子力分野における意見交換が特に活発に行われ、その際に原子力に関する共同宣言が署名された。エティエンヴル長官も参加したこの意見交換では、▽既存の原子力発電所の長期運転、▽原子力導入初期段階にある国々への支援およびサプライチェーンの強化、▽核燃料サイクル、▽安全な廃炉措置、▽ナトリウム冷却高速炉、▽核融合エネルギー――の重要6分野における日仏協力の重要性が強調された。
この意見交換の後、エティエンヴル長官は文部科学省(MEXT)副大臣と会い、原子力エネルギーと核融合に関する仏日協力について話し合った。また、日本原子力研究開発機構(JAEA)の理事長とも会談し、特に経済産業省(METI)との間でも言及された、閉じた核燃料サイクルに関わる分野における既存協力の強化についても協議した。
原子力に加え、エティエンヴル長官は理化学研究所や東京大学など、CEAの科学パートナーと交流。さらに東京大学では、大統領と複数の研究者が意見交換を行った後、藤井輝夫総長と会談した。CEAは、日仏科学技術合同委員会にも参加した。
◇核融合、AI、量子:韓国との新たな展望
外交関係樹立140周年を記念するマクロン大統領の韓国訪問では、核融合も議題に含まれていた。エティエンヴル長官は、韓国核融合エネルギー研究院(KFE)所長や核融合実験炉プロジェクト「ITER」韓国機関の所長と、核融合エネルギー分野における協力について協議し、KFEのKSTAR施設の韓国チームとCEAカダラッシュのトカマクWESTチームとの協力の質の高さを強調した。
大統領訪問に合わせて開催された経済フォーラムにおいてエティエンヴル長官は、韓国経済人協会(FKI)の代表者と会い、特にエネルギー、脱炭素化、バイオテクノロジー、AIや量子技術を含む先端技術の分野における複数の協力軸について議論した。このフォーラムの最後に、マクロン大統領は、CEAおよびその半導体分野の研究所の活動、ならびに原子力エネルギー分野における同庁のイノベーション能力を強調した。
[DW編集局]