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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2026/04/14
- 抄訳記事公開日:
- 2026/05/18
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量子フォトニクスコンピューター「Lucy」始動
- 本文:
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政府は、原子力・代替エネルギー庁(CEA)大規模計算センター(TGCC)に量子フォトニクスコンピューター「Lucy」を設置し、4月中旬に運用を始めた。スパコン設置支援の目的で欧州各国が共同で運営するプログラム「EuroHPC」の一環だが、フランス政府の5か年投融資計画「フランス2030」からも資金が出されている。
「Lucy」は、フォトニクス技術にもとづく量子コンピューターとしては世界最高水準の情報処理能力を持つ。「量子ハイパフォーマンス・コンピューター」(量子HPC)とも称され、量子プロセッサーにより従来のHPCとつなぐことができ、複雑な問題の解決を目指すことができる。このため「Lucy」はTGCCに既設されているスパコン「ジョリオ=キュリー」(Joliot-Curie)(※編集部注:「ジョリオ=キュリー」は2026年に後継機「アリス・ルコック」に代替される予定)と連動させる。
こうした連動は、量子コンピューターの利活用の可能性をより高める目的で、欧州全体の共通戦略として掲げられている。「Lucy」は欧州の学術や産業の関係団体などに無償で開放され、例えば輸送ネットワークの最適化、自動学習、新しい材料のシミュレーション、分子レベルでの治療法発見などの研究プロジェクトに使われることが期待される。
「Lucy」の製造は、仏カンドラ社(Quandela)(パリ=サクレー大学など3機関が共同で運営する研究ユニット「ナノ科学技術センター」(C2N)から生まれたスタートアップ)と独アトキューブ・システムズ社(attocube system)が共同で担当した。
[DW編集局]