[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)
- 元記事公開日:
- 2026/04/08
- 抄訳記事公開日:
- 2026/05/20
-
BMFTR、2030年までに欧州最高水準の量子コンピュータの実現へ
Dorothee Bär: Mit der Quantum Computing Competition zum Top-Quantentechnologieland
- 本文:
-
(2026年4月8日付、ドイツ連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)
BMFTRは、量子コンピューティング競争(Quantum Computing Competition)の助成指針を発表した。これによりスタートアップや企業による産業界主導の最先端研究を支援し、2030年までに欧州最高水準の量子コンピュータを少なくとも2台実現することを目指す。
ベア(Bär)BMFTR大臣は次のように説明している。「量子コンピュータは、現代における最も重要な基盤技術の1つである。計算能力を新たな水準へと引き上げ、将来的には医薬品の開発を加速し、交通を最適に制御できる可能性がある。機械学習の新たなアプローチにより、量子コンピュータはAIモデルの強化にもつながると期待される。競争力と主権のためには、国際的にも先頭集団に加わらなければならない。量子コンピューティング競争により、我々は量子技術のトップ国への道を進んでいる。ハイテク・アジェンダ(HTAD)の一環であるこのミッション志向の競争において、量子企業と共に次の段階へ進む。そのために明確で測定可能な成功指標を定め、「メイド・イン・ジャーマニー(Made in Germany)」の技術的に卓越した量子コンピュータの実現を図る」
量子技術は、HTADが優先する重要基盤技術の1つであり、重点の1つは量子コンピュータに置かれている。HTADの目標の1つは、2030年までに欧州最高水準の誤り訂正量子コンピュータを2台実現することである。「ミッション志向型ハードウエア競争:パイロットライン構築を伴う誤り訂正量子コンピューティング(量子コンピューティング競争)」を通じて、BMFTRは、研究プログラム「量子システム」の一環として、現在最も進展している3つの技術プラットフォーム、すなわち超電導、中性原子、イオントラップを対象に開発を推進する。助成の目的は、誤り訂正量子コンピュータの中核となる技術的前提を構築し、量子プロセッサーの誤りやすさを大幅に低減することである。
[DW編集局]