[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ航空宇宙センター(DLR)
元記事公開日:
2026/04/08
抄訳記事公開日:
2026/05/21

ドイツ航空宇宙センター(DLR)が欧州宇宙機関(ESA)若手人材育成プログラムを新設

German Graduate Trainee Programme: Jetzt Karriere bei der ESA starten

本文:

(2026年4月8日付、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の標記発表の概要は以下のとおり)

ドイツは、欧州宇宙分野の次世代専門人材の育成に取り組んでいる。ドイツ宇宙庁(The German Space Agency at DLR)を通じ、欧州宇宙機関(ESA)での大学修了者向け研修生プログラムが新たに設置される。新しい研修生プログラムは、ドイツの若手専門人材にESAでキャリアを開始し、その後もESAや欧州宇宙分野の中核領域で勤務を続ける機会を提供する。

DLR理事であり、ドイツ宇宙庁長官であるペルツァー(Pelzer)氏は次のように述べている:「ドイツ大学修了者向け研修プログラムを通じて、若い才能がESAでキャリアを開始するための基盤を整え、長期的にはドイツの宇宙専門能力を強化する。この取り組みにより、若手人材の育成と欧州宇宙産業の強化への強い関与を示す」。

このプログラムのパイロット段階は3年間実施の予定で、2026年から毎年6名の研修生が参加予定である。長期的には、欧州の宇宙機関におけるドイツ人専門家の割合を増やし、ドイツ全体の宇宙専門能力を強化することが目的である。

最大2年間、ドイツ大学修了者向け研修生(GGT)として、修士号を持つ6人の若者が、ESAで地球観測、ロボティックス、衛星通信、宇宙技術など多くの興味深い分野についての知見を得ることができる。修了者は、その後、科学界や産業界などで働き、専門知識やESAとの人脈を生かして、経済や社会に持続的な付加価値を創出することができる。

GGTの開始については、2025年11月のESA閣僚理事会で、ベア研究技術宇宙(BMFTR)大臣によって発表されている。BMFTRの委託に基づき、ドイツ宇宙庁が、このプログラムを調整している。募集は、ESAのキャリアページで公開される。修了者は、2026年秋からESAで勤務する予定である。

[DW編集局]