[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2026/04/30
- 抄訳記事公開日:
- 2026/06/11
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2015年~25年のプロジェクト代表における男女比の推移
- 本文:
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(2026年4月30日付、国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり)
ANRは、2015~25年の「通常型公募(AAPG)における男性・女性科学者」の報告書を発表した。ANRの主要5プログラム(PRC、PRCE、PRCI、PRME、JCJC)を包含するAAPG区分のプロジェクトをみると、女性が代表を務めるプロジェクト件数は減少した。
ANRの平等・研究インテグリティ・倫理担当のガイヤール氏が、データから得られる教訓や、平等とジェンダーの考慮について次のとおり語った。
――男女比に関する長期的なモニタリングとは?
長期的に観察可能なデータは、ANRの主要な公募で、科学的好奇心に基づく研究を対象とするAAPGにおける科学界の実践を表している。ANRのデジタル戦略・データ部門(DSD)は、毎年、プログラム毎のプロジェクト数、応募・選考状況、科学分野、年齢、職位のデータを更新している。AAPGは、応募・採択プロジェクトの代表における男女比の変遷を追跡できる観察フィールドである。
――女性が代表を務めるプロジェクトの割合は全体的に増加している。特に2025年や特定の制度で変動が見られるが、どのように分析できるか?
選定されたプロジェクトのうち、女性が代表を務める割合は、28.2%(2015年)から35.6%(2025年)へと年ごとに増加した。しかし、2025年には32.7%に減少した。また同年、いずれもAAPGに区分されるプログラムである、JCJC(若手研究者支援プログラム)とPRC(共同研究プログラム)では、それぞれ2024年比で5.7ポイント、4.1ポイントと大幅に減少した。2025年の減少については、慎重な判断を要する。女性の採択率は過去10年間上昇し続けており、2024年には26%と男性の24%を初めて上回ったこともあり、構造的な断絶はないと見ている。
一方、性別で見た採択プロジェクトの分布は数年間安定しているが、女性が代表を務めるプロジェクトは全体の約3分の1で、男性より大幅に低い。
応募では2015年以降、女性が代表を務めるプロジェクトが着実に増加し、29.3%(2015年)から35.9%(2025年)となった。
科学分野でみると、人文・社会科学などではよりバランスが取れているが(49.4%が女性代表のプロジェクト)、デジタル技術や数学では17.8%と低く、科学界全体の人員構成の実態と一致している。
――選定されたプロジェクトにおける男女のプロフィールは?
「研究者」(研究機関原籍の研究職)は7,184人であり、5,244人の「教職兼担研究者」(高等教育機関原籍の研究職)よりも多い。男性は様々なキャリア段階で比較的均等に分布しているが、女性は研究員や准教授級などの中間職に多く、研究ディレクターや教授などの上位職では少ない。年齢は、JCJCでは平均35歳、PRCでは48歳、PRCE(企業との共同研究)は46歳、PRME(単独の研究の支援)では48歳である。男女はほぼ同じ年齢で資金提供を受けているが、JCJCの40〜44歳層では女性の割合が高く、子ども一人当たり1年の特例がある分、より長くこの制度の対象となり得る。
――この進展を支援するANRの取り組みは?
科学界は、研究に残る個人的・集団的、暗黙的・明示的なバイアスにますます敏感になっている。ANRは2017年以降、男女平等を基本原則としており、「行動計画」や「憲章」に反映させている。様々な合意や法律に基づき、男女平等とジェンダー主流化の考慮に関する最初の行動計画(2020~2023年)を実施し、2023年5月にはアフノール(AFNOR)平等ラベルを取得した。ANRの行動は、プロジェクトの客観的な評価と公正な扱い、多様性への開放を目指す。より広くは、幼少期から女子の科学分野への参加を促し、多様な女性科学者の歩みを継続的に評価することが重要である。
[DW編集局]