[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究・宇宙省(MESRE)
元記事公開日:
2026/05/28
抄訳記事公開日:
2026/06/19

仏英ロードマップ採択 AIや医療などで重点協力

Une feuille de route pour renforcer la relation partenariale franco-britannique

本文:

 仏英両政府は5月28日、科技合同委を開催し、特に人工知能(AI)や医療などの分野で協力するロードマップを採択し、両国は特に人工知能(AI)や医療の分野で重点的に協力を進めいてくことなどで一致した。両国間にはすでに仏欧州・外務省(MEAE)と英科学・イノベーション・技術省(DSIT)が共同の「ソフィー・ジェルマン」プログラムがあるが、これをさらに強化することになる。

 合同委での議論の主なテーマは「ファンディングの強化」「人工知能」「医療」の3点だった。

◇【ファンディングの強化】欧州の「Horizon Europe」への共同参加を促すこと。また公募開始から実際の共同研究開始に至るまでの研究者の柔軟なキャリアパス設定を可能にすること。
◇【人工知能(AI)】AIを仏英両国共通の卓越分野にすること。
◇【医療】両国共通の優先分野とすること。抗菌耐性や感染症がその代表例である。これは医療研究の推進を目的に4月に仏リヨンで開催された「One Health, One Science」サミットの一環であり、 人間、動物、環境の関連研究を進める。

 また両政府は次の点でも一致した。

▽仏国立科学研究センター(CNRS)と英インペリアル・カレッジ・ロンドンによる国際共同研究室(IRL:International Research Laboratory)「ABEL」の設置
▽仏国立情報学・自動化研究所(INRIA)と英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)による共同研究拠点の設置
▽仏アンスティテュ・ポリテクニーク・ド・パリ、仏パリ=サクレー大学、英オックスフォード大学、英ケンブリッジ大学による「AI協商」(Entente CordIAle)(アンタント・コーディアル)の採択

 両国は今後、これらの協力の進捗状況を評価する会議を2027年に開き、その結果などを踏まえて28年に次の科技合同委を開くことにしている。

[DW編集局]