[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
首相府
元記事公開日:
2026/06/01
抄訳記事公開日:
2026/06/22

生物多様性の優先プログラム「Dynabiod」開始 CNRSプログラムセンターが企画

France 2030 : le MNHN et le CNRS lancent Dynabiod, un programme national de recherche dédié à la biodiversité terrestre

本文:

 政府は1日、国の優先研究プログラム(PEPR)の一つとして、生物多様性の研究を行う「Dynabiod」(ディナビオッド)を開始したと発表した。国立科学研究センター(CNRS)内に設けられた「気候変動・生物多様性・持続可能社会プログラムセンター」(CBSD)と国立自然史博物館(MNHN)が共同運営する。

 財源は政府の重点投融資計画「フランス2030」で、8年間で4,500万ユーロ。植物や無脊椎動物がいかに人間の活動や環境の変化に影響されてきたかを調べ、種(しゅ)の保存や生物が生態系に果たす役割を保護するために迅速に行動することを目指す。

 「重点プロジェクト」(Projets ciblés)としては、▽種(しゅ)の特定を目指す全国的なマルチモーダルシステムの発展、▽生物多様性や過去から現在までの相互作用を棚卸ししたりフォローアップしたりするための手引き、手続き、プロトコルの整備、▽生物多様性の監視・モニタリングのためのプロトコルや手引きの整備、▽過去・現在・未来の生物多様性の変化、反応、シナリオ――の4件を掲げる。

 また「領域横断視点」(Pôles transverses)としては、「環境ゲノム」「自然史の収集品所蔵」「データと情報システム」「統計とAI」「技術移転」――の5種類を挙げている。

[DW編集局]