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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2026/06/24
- 抄訳記事公開日:
- 2026/07/28
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NSF、国立量子バーチャル研究所の設計コンペで新たに5チームを選定
NSF selects five additional teams in National Quantum Virtual Laboratory design competition
- 本文:
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(2026年6月24日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)による標記発表の概要は次のとおり)
NSFは、「国立量子バーチャル研究所(NQVL:National Quantum Virtual Laboratory)」プログラムを通じて、脆弱な量子情報を長距離伝送できるネットワークから、単一細胞内の微弱な特性を測定できるセンサーに至るまで、実験的な量子技術を設計する5チームを選定し、それぞれに2年間で400万ドルを助成する。これにより2025年に選定した4チームと合わせて9チームが助成を受けることになる。今回の取り組みは、「量子イノベーションの次なるフロンティアを切り開くための大統領令」で求められている、量子分野における米国のリーダーシップ強化というビジョンを支援するNSFの幅広い取り組みの一環である。設計段階にあるNQVLは、米国内のあらゆる場所の研究者に、実用的な量子技術を開発するための専門的なリソースへのアクセスを提供することを目指している。
NQVLは、量子科学技術の3つの広範な分野(センサー、ネットワーク、コンピュータ)を統合し、実世界での応用に向けた機能的な量子技術を実証する統一システムを構築するための、科学的テスト・評価能力の確立を目指すものである。また、NQVLは、2018年に連邦議会で可決された「国家量子イニシアチブ法」のビジョンを実現するためのNSFの戦略の一環でもある。NSFは、連邦議会で予算が承認されれば、2026年後半に設計段階から実施段階へ移行する最初のチームを選定する予定である。
今回選定された5つの設計プロジェクトは以下の通りである。
▼誤り耐性型量子ロジックの高速化
同プロジェクトでは、誤り訂正符号、ハードウェア、アルゴリズムの設計を単一の一貫した開発プロセスに統合することで、誤り耐性型量子コンピューティングロジックを構築する。▼アト秒同期型光量子もつれネットワーク
同プロジェクトでは、現在の量子ネットワークより約10万倍高速で、約60マイルの距離にわたって情報を伝送できる、高忠実度の量子ネットワークシステムを設計する。▼化学的性質の分散型量子もつれセンシング
同プロジェクトでは、量子もつれとコヒーレンスという量子的性質を利用し、固体材料や細胞内で使用できる、タンパク質ベースの量子ビットで作られたセンサーを含む新しいタイプのセンサーを設計する。▼量子優位性を実現するための消失量子ビットと動的回路
同プロジェクトでは、超伝導ハードウェア技術を用いて、計算効率を高める量子コンピュータ向けの新たな誤り検出・訂正手法を設計する。▼量子フォトニクスの統合と実用化
同プロジェクトでは、通常この種のセンサーに必要とされる高度に制御されたレーザー実験室環境の外で、現場でも使用できるほど携帯性と堅牢性を備えた、チップベースの量子センサー技術を設計する。 [DW編集局]