[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
政府ポータルサイト(GOV.UK)
元記事公開日:
2026/06/23
抄訳記事公開日:
2026/08/03

政府、AIの低コスト化・信頼性向上・利用しやすさを目指す新研究所を支援

UK backs new AI labs to make technology cheaper, more reliable and easier to use

本文:

(2026年6月23日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、Kanishka Narayan政務次官の標記発表の概要は以下のとおり)

本日、英国政府は、オックスフォード大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)が主導する2つの新たな研究所に対し、英国内でのAI分野における画期的な進歩の創出に向け、総額最大6,000万ポンドの政府資金を提供すると発表した。UKRIの工学・物理科学研究会議を通じて今後6年間にわたり支援する。

コスト削減と性能向上につながるAIの基本技術の変革に注力することで、本取り組みは、より多くの組織がAIを活用できる環境を整え、新たなブレークスルーの創出や生産性の向上、英国全土におけるイノベーションの加速を後押しする。

基礎AI研究科学(Science of Fundamental AI Research:SOFAIR) 研究所は、広く普及しているハードウェア上で動作する、新たなオープンソースAI技術を開発する。UCLが主導し、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、エディンバラ大学と連携するこのプロジェクトは、コンピュータ科学、数学、統計学、神経科学など、幅広い分野の研究者を集め、AIシステムの設計方法を探求する。これにより、高度なAIツールがより安価で利用しやすくなる。

英国オープンエンド型学習・発見(British Open-ended Learning and Discovery:BOLD) 研究所は、AIが周囲の世界からどのように学習するかを再考する。オックスフォード大学が主導し、UCLやインペリアル・カレッジ・ロンドンと連携するこの研究所は、より効率的に学習し、新たな状況に適応し、物理空間を移動できるシステムの開発に取り組む。実用的かつ人間中心のAIに重点を置くことで、研究成果を職場やインフラ、公共サービスで利用できるツールへと発展させ、経済全体への幅広い導入を支援していく。

[DW編集局]