[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
政府ポータルサイト(GOV.UK)
元記事公開日:
2026/07/01
抄訳記事公開日:
2026/08/12

英国、工学生物学による重要鉱物の採取・処理の可能性を分析

Engineering biology for critical minerals

本文:

(2026年7月1日付、政府科学局(GO-Science)の標記報告の概要は以下のとおり)

Rapid projects(ラピッド・プロジェクト)は、学術界、産業界、政府の専門家を一堂に集めた円卓会議を通じ、政策課題や分野を支える科学的証拠への政策部門の理解を支援する取り組みである。この会議の概要は、政策立案者に分かりやすい科学的助言を提供するもので、議論時点での参加者の総合的見解を示し、政府の政策を表明するものではない。

「今後5~10年以内に、商業的に成り立つ形で既存の産業手法に組み込める可能性のある、重要鉱物の採取・処理に向けた生物学的手法はあるか」を課題として、ティム・ダフォーン教授(国防省首席科学顧問)が議長を務め、政府科学局が運営した円卓会議(2026年3月11日)の主なポイントは以下のとおりである。

・生物学的手法は、さまざまな重要鉱物の採取・処理に明確な可能性を示しており、一部はすでに産業規模で確立されている。

・科学研究を産業利用へ移行させることが課題である。経済的実現可能性と規模拡大の可能性を実証する技術経済性評価とパイロット研究に加え、研究会議横断の資金提供と中央調整機関が必要となる。

・生物学的手法で二次資源から重要鉱物を回収することは、英国のサプライチェーンの強靭性を高め、循環経済を支援する機会となる。

[DW編集局]