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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2026/06/23
- 抄訳記事公開日:
- 2026/08/13
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欧州委、ドイツの国家補助を承認 半導体検査装置製造施設に7,600万ユーロ
- 本文:
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(2026年6月23日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
欧州委員会は、EUの国家補助規則に基づき、ミュンヘンにおける半導体検査装置の新たな製造施設を設置するQuantumDiamonds社を支援するドイツの措置(支援額7,600万ユーロ)を承認した。この措置は、「欧州半導体法(European Chips Act)」および欧州委員会の「2024~2029年政策指針(Political Guidelines)」に掲げられた目標に沿って、半導体バリューチェーンにおけるEUの地位と自律性の強化に寄与する。
ドイツは、QuantumDiamonds社のIPF-ATESTプロジェクトを支援する計画を欧州委員会に通知した。このプロジェクトでは、新しい量子センサーを基盤とした半導体産業向けの先進的な計測・検査システムを開発・製造し、最新チップの高解像度で3Dの検査を可能にする。これは、EU域内で量子センシングを基盤とした新しい半導体計測・検査システムの最初の生産拠点となる。7,600万ユーロが直接助成される。
QuantumDiamonds社は、以下の事項に合意した。
・供給の安定化と高度な技能を持つ人材の拡充を通じて、EUの半導体バリューチェーンに幅広いプラスの効果をもたらす。
・大学および研究機関との協力を強化する。
・供給不足が生じた場合、受注を優先的に処理する。
・施設の一部を初期段階のハイテク企業、スタートアップおよび学術研究機関に開放し、中小企業に新たな機会を提供する。
・プロジェクトの利益が当初の想定を上回った場合、超過利益の一部をドイツと共有する。欧州委員会は、以下の事由により、EUの国家補助ルール、特に加盟国が一定の条件の下で 特定の経済活動の発展を促進するために援助を与えることを可能にするEU機能条約(TFEU)第107条(3)(c)に基づき、また欧州半導体法に定められた原則に基づいて、ドイツの措置を承認した。
・この措置は、欧州における半導体検査装置の製造能力を創出し、経済活動の発展を促進する。
・この施設は欧州初のものである。
・公的支援がなければ同社は欧州で投資を行わないため、この支援には「インセンティブ効果」がある。
・この措置はEU域内の競争および貿易に及ぼす影響は限定的であり、欧州の半導体サプライチェーンの強靭性を確保する上で必要かつ適切である。また、支援額は実証された資金不足額に基づく必要最小限に限定されており、比例性がある。
・この措置は、欧州の半導体エコシステム全体に幅広いプラスの効果をもたらし、欧州の供給安全保障の強化に寄与する。 [DW編集局]