[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国王立協会
元記事公開日:
2026/07/21
抄訳記事公開日:
2026/08/24

政府の科学担当省の再編

Changes to government science department

本文:

(2026年7月21日付、王立協会の標記発表の概要は以下のとおり)

アンディ・バーナム(Andy Burnham)新首相は、科学・イノベーション・技術省(DSIT)を、新たに設置されたビジネス・イノベーション・科学・貿易省(Department for Business, Innovation, Science and Trade:DBIST)に統合した。これを受け、王立協会会長のポール・ナース(Paul Nurse)氏は次のように述べた。

「首相は、科学、知識、イノベーション、技術が持つ変革の力を理解している。これらはすべて、経済成長、医療、安全保障、教育、繁栄、公益を推進する、相互に結びつき依存し合う研究システムの一部を成している」

「新たにビジネス・イノベーション・科学・貿易省が発足したが、科学が決して従属的な立場に置かれないことが不可欠である。首相と新大臣が、科学システム全体を積極的に支援する必要がある。それこそが、政府のあらゆる部門で科学が成果をもたらし、科学をすべての人のために役立てる最善の方法である」

王立協会会長は、ヴァランス(Vallance)王立協会フェローの科学担当閣外大臣の退任についてもコメントした※)。

「ヴァランス氏は、政府内で科学を代弁する卓越した存在だった。研究室とビジネスの双方で培った経験により、科学を支援し、経済成長の促進を含む公益へ確実につなげる最善の方法について、深い見識を得ていた。パンデミック時の同氏の貢献は、我々全員にとって極めて大きな価値があった。同氏の不在は大きな痛手となるだろう」

※)編集局注:その後、2026年7月24日に、Vallance氏が首相の新たなAIタスクフォースの議長に任命されることが政府により発表された。

[DW編集局]