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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2026/07/22
- 抄訳記事公開日:
- 2026/08/28
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トランプ政権、科学へのAI活用を推進する「ジェネシス・ミッション」に50億ドル超を拠出
- 本文:
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(2026年7月22日付、大統領府による標記発表の概要は次のとおり)
大統領府は本日、ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)の拡大に向けた50億ドル超の連邦政府による拠出と、新たなミッション主導型の「国家科学技術課題(National Science and Technology Challenges)」を発表した。15以上の連邦機関が、本課題に研究助成、公募機会、科学データセット、研究施設等を提供する。具体的な課題は以下のとおり。
▼国民の健康寿命の延伸
① 慢性疾患の原因解明:保健福祉省(HHS)は、コホートデータを活用し、環境保護庁(EPA)の化学物質データ、国立科学財団(NSF)の生物科学基礎研究、DOEの計算基盤と組み合わせ、疾患の起源を解明する。
② 小児がん治療法の開発:HHSは、小児がんデータ、がんセンター・ネットワーク、臨床・規制上の専門知識を総合的に提供し、DOEのスパコンで希少がんのモデルを訓練・適用可能にする。
③ 創薬と臨床応用の加速:HHS、DOE、国防総省(DOD)は、分子、ゲノム、臨床データ等を統合する生物医学データ基盤を構築する。
④ 退役軍人の健康改善:退役軍人省(VA)は、健康記録とゲノムデータをDOEのスパコンと組み合わせ、疾病・健康リスクを早期検知するAIモデルを訓練する。▼信頼できるインフラと安価なエネルギーの供給
① インフラのライフサイクルの再構想:運輸省(DOT)とDOEは、デジタルツインと基盤モデルを構築し、新素材の発見、構造シミュレーション、予知保全を加速する。
② 電力網の拡張: DOEは、AIとデジタルツインで電力網の挙動を把握し、発電計画と電力網の運用を改善する。
③ 天然資源の適正管理:内務省(DOI)は、重要鉱物、水、地下エネルギー、生物系に関するデータを統合し、資源の保全・管理を強化する。▼産業力の強化
① マイクロエレクトロニクスの米国回帰:DOEは、AI駆動型の共同設計エコシステムを構築し、材料・製造分野の研究開発を加速する。
② バイオ産業の拡大:DOE、HHS、農務省(USDA)等は、バイオリアクター、化学物質、重要鉱物、微生物等のデータと専門知識を統合し、生物学的発見を商業規模の製品に転換する。
③ 兵器部品の設計加速: DODとDOE傘下の国家核安全保障局(NNSA)は、通常兵器・核兵器部品の設計、試験、認証に要する期間を短縮する。▼発見のフロンティア拡大
① 宇宙データからの新発見:米国航空宇宙局(NASA)とDOEはAIを活用し、望遠鏡、周回探査機、着陸機、衛星から得られた150ペタバイト以上のデータを解析する。
② AI駆動型自律実験室:DOE、国立標準技術研究所(NIST)等は、ロボット、エッジAI、リアルタイム解析を活用する自律実験室を構築する。
③ 実用的量子システムの実現:DOEとDODは、AIを用いて量子コンピューティング、センシング、通信の実用化を加速する。
④ 生命システムの予測: HHS、DOE等は、生物学的データをAIモデルや自律実験室と統合し、生物学を物理科学程度に予測可能にする。
⑤ 機能材料の設計:DOEは、材料データセット等と物理法則を組み込んだAIモデルを組み合わせ、新材料の設計を加速する。▼新たな脅威からの国家防衛
① 生物学的脅威の早期検知:疾病対策センター(CDC)、国土安全保障省(DHS)、DOD等は、AIで異常な生物学的特徴を検知し、発生源の特定精度を高める。
② 戦略的抑止向け材料:NNSAは、数十年分のミッションデータ、試験施設、スパコンを組み合わせ、各セキュリティ事業における新素材の試験等を自動化するAIワークフローを構築する。
③ 核抑止力の強化:NNSAは、AI等を活用して核物質や核爆発残留物の特性を解析し、その発生源を特定する。 [DW編集局]