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- 国・地域名:
- ノルウェー
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ノルウェー研究会議
- 元記事公開日:
- 2016/12/12
- 抄訳記事公開日:
- 2017/01/24
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自治体を対象とした新しい研究イノベーションプログラム
- 本文:
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ノルウェー研究会議の2016年12月12日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ノルウェー研究会議は2017年、自治体部門を対象とした新しい研究・イノベーションプログラム(Programme for Research and Innovation in Municipal Sector:FORKOMMUNE)をスタートさせる。このプログラムは、新しい関連知識の構築を奨励し、自治体部門と研究グループ、その他の知識活動当事者との間に密な協力関係を確立することで、自治体部門におけるイノベーションを促進することを狙いとしている。ノルウェー研究会議の社会・保健衛生部門エグゼクティブ・ディレクターであるJesper W. Simonsen氏は、「将来自治体は、数々の大きな課題に直面することになる。たとえば今後は人口構成が変化し、人口全体に対して高齢者が占める割合が大幅に増大するだろう。」と話す。また、「気候変動は、自治体の排水システムやエネルギー供給、その他のインフラに影響を与えるだろう。またサービスの急速なデジタル化にともない、自治体が担う役割も新たなかたちをとるようになるだろう。」と加えた。
Simonsen氏は、政府はこうした問題に対処するため、国としての政策を採択し、国の資金を充当するであろうが、自治体は自治体で、こうした課題の多くにおいて独自に対処する必要がある、とも述べている。
FORKOMMUNEプログラムは、自治体において研究を基礎としたイノベーションを促進し、自治体のイノベーション能力を増強することを目的としている。具体的には、プログラム内において、自治体におけるイノベーションの枠組みに対する認識と理解の拡充が図られ、自治体によるイノベーションのためのより優れた知識体系が構築される。自治体部門全体の集合的知識資源をさらに適正に活用することが、プログラムの重要な目的の一つとなっている。
FORKOMMUNEプログラムは、原則としてすべての自治体および担当地域が対象となり、特定のテーマ分野には限定されない。
この新しい研究プログラムは、2017年初頭にスタートする。
[JSTパリ事務所]