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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
- 元記事公開日:
- 2016/12/01
- 抄訳記事公開日:
- 2017/01/19
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宇宙飛行に関する新市場開拓
- 本文:
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連邦経済エネルギー省(BMWi)ツュープリス次官は、欧州宇宙機関(ESA)大臣会議に当たり宇宙飛行の新市場開拓の意向を表明。これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。
ツュープリス次官が航空宇宙飛行コーディネーターとして「宇宙飛行がドイツ経済を牽引し、社会の一部となることを期待している」と述べた。また「宇宙飛行の新市場を開拓し、ドイツ宇宙産業の競争力を確保していきたい。地球観測におけるドイツの位置づけを強化していきたい」と語った。
スイスのルツェルンで開催されたESA大臣会議では、今後の欧州宇宙飛行活動に関する決定をなすため22加盟国の代表が出席した。ESAは合計約110億ユーロに上るプログラムを提案し、これらの資金は、地球観測をはじめ、テレコミュニケーション、ナビゲーション、探査、科学、更には打ち上げロケットシステムおよび宇宙安全性に関する技術等に配分される。
同会議では国際宇宙ステーションISSの運営に対する欧州の今後の参加についても決定され、ドイツは2024年までの運転延長を支援し、特にフランス、イタリア、英国等他の欧州計画参加国もこれまでと同様参加することを期待している。
[DW編集局]