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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2016/12/29
- 抄訳記事公開日:
- 2017/02/09
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「2016年度中国科学界で最も影響力を持つ10大人物」選出
- 本文:
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2016年12月29日付の「中国科学報」ネット版は、「2016年度中国科学界で最も影響力を持つ10大人物」が選出されたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
12月29日、中国科学界の「2016年度10大人物」が正式に発表された。この活動は中国科学報、科学網、医学科学報、科学新聞雑誌による共催で、公衆の幅広い参加により、人々が思う2016年度「科学界のスター」と「知識達人」を選出した。
組織委員会によると、同賞は、科学者の中で2016年に中国科学の基礎研究と技術の進歩へ貢献した人、科学技術分野における重要な栄誉を得た人、技術イノベーションと科学技術成果の産業化の推進等の方面で傑出した業績を挙げた人、優れたイノベーション能力及び強い影響力を有する人(科学技術に関する普及を含む)や科学技術企業のリーダー等を受賞基準として選んだ。
基礎研究分野を代表する科学者として、中国科学院微生物研究所研究員の高福院士、中国科学院国家天文台FASTプロジェクトのチーフエンジニア兼首席科学家の南仁東氏、量子衛星首席科学家、中国科学院の潘建偉院士が選出された。
技術イノベーション及び科学技術成果移転における傑出した人物として選出されたのは、中国航天科学技術グループ第一研究院「長征五号」ロケットチーフデザイナーの李東氏、国家スパコン無錫センター主任、清華大学の楊文広教授、中国航天科学技術グループ第五研究院「天宮二号」チーフデザイナーの朱樅鵬氏である。
中国科学院数学・システム科学研究院研究員の林群院士は科学技術伝播者として受賞した。
科学技術企業リーダーとして受賞されたのは、ファーウェイ(華為)5G首席科学家、ファーウェイ(華為)ワイヤレスネットワーク首席技術官の童文氏、中簡科学技術発展有限公司の楊永崗総経理、漢能控股集団(ハナジー・ホールディングス・グループ)会長兼CEOの李河君氏である。
[JST北京事務所]