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- 国・地域名:
- フィンランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- フィンランド技術庁(Tekes)
- 元記事公開日:
- 2013/10/16
- 抄訳記事公開日:
- 2013/11/19
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フィンランドのゲーム産業が20億ユーロ規模に成長
- 本文:
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フィンランド技術庁(Tekes)の2013年10月16日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===ゲーム産業の中核部門(ゲームの開発およびサービス)が、昨年から200%超の成長を遂げている。ゲームビジネス・研究開発センターであるNeogamesおよびTekes(フィンランド技術庁)は、今年の売上を8億ユーロと見積もっている。また、フィンランドのゲーム産業全体(ゲームの開発・サービス、企業買収、関連商品、ライセンス販売、および投資)の総価額は現在、20億ユーロに達している。
先日開催された、Tekesのゲーム業界を支援するSkeneプログラムのゲーム・ビジネス・イベント(Game Business Event)では、NeogamesとTekesが、1980年代から現在に至るゲーム産業の誕生と発展の経緯をたどった研究論文(英語版のサマリーは近日中に提供される予定)を発表した。ゲーム産業が成功した背景には、技術的なノウハウ、徹底したホビイズム(趣味への没頭)、各種イベント(Assemblyといったデモ・パーティ)、緊密なネットワークと協力関係、並びにTekesの体系的かつ長期的な資金供与が海外からの投資を誘致したことなどがあげられている。
[JSTパリ事務所]