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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2017/01/25
- 抄訳記事公開日:
- 2017/03/07
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基礎研究での共同研究に対する高評価
- 本文:
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このほど連邦教育研究省(BMBF)の委託によりフラウンホーファー協会が実施した評価の結果が出され、これに関してBMBFは概略下記のような報道発表を行った。
自然科学の基礎研究における共同研究は、研究促進の手段として国際的に優れている。ドイツの大学は最新の研究課題と取り組むための大きな研究インフラを共同研究によって得ている。
以上はBMBFが委託し、フラウンホーファーIMW(材料工学研究所)、テクノポリス・グループとフラウンホーファーINT(自然科学工学トレンド分析研究所)が合同で実施した評価の結果である。
評価は「大型機器による自然科学基礎研究」の10年間のプロジェクト助成を対象にした。2015年6月から2016年5月の期間に評価者が1,000以上の助成プロジェクトに関するデータを評価し、科学者のオンライン・アンケート並びに専門家へのインタビューを実施した。国際的なケーススタディにより他国との比較が可能となった。
ドイツの大学にいる8,000人の研究者達はここ数年国際的な研究インフラにおいて共同研究を行ってきた。共同研究は大規模研究インフラと複数の大学研究グループが共生することを助け、両者ともその恩恵を受けたといえる。例えばヒッグス粒子発見におけるドイツの貢献は共同研究がなければ不可能なものであった。
[DW編集局]