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- 国・地域名:
- デンマーク
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- デンマーク高等教育・科学省
- 元記事公開日:
- 2017/03/03
- 抄訳記事公開日:
- 2017/04/18
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デンマークの博士課程プログラムに関する調査結果を発表
The Danish PhD programme: high quality attracting private sector employers
- 本文:
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デンマーク高等教育・科学省の2017年3月3日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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デンマーク高等教育・科学省が行った博士課程プログラムに関する調査から、デンマークでは博士課程の学生数が大幅に増加しているにもかかわらず、高い質の博士課程プログラムを保ち続けていることが示された。また新たな総合分析から、民間部門に雇用される博士課程修了者数が、デンマークはOECD諸国の中でもトップ・レベルであることもわかった。分析によると、国際指導教官(international supervisor)4人のうちの3人が、デンマークの博士論文の質は「非常に良い」もしくは「良い」と評価しているという。この分析では、デンマークの博士課程修了者の37%が民間部門に雇用されており、デンマークがOECD諸国の中でもトップ・レベルにランクされていることが示されている。
分析は、各種報告書から集めた広範なデータをもとに実施された。デンマークの博士課程プログラムの質および適切性の分析には、9,000人近い博士課程の学生、指導教官および国際研究者が貢献した。
分析で明らかになったその他の点は、次のとおり。
- 博士課程プログラムの満足度調査では、博士課程の学生81%が、各自のプログラムに満足している、もしくは非常に満足していると回答した。
- 回答した博士課程指導教官のうち、24%が博士課程の学生の学術レベルは10年前より高くなっていると答え、48%は10年前と変わらないと答えている。
- 海外からの博士課程の学生が占める割合は、2003年から2014年までの間に19%増加した。2009年に卒業した海外からの博士課程の学生の41%が、卒業から5年後もデンマークに留まっている。これは、2000年に卒業した学生の場合と比べると20ポイント増えている。
- 回答した博士論文の国際審査員の75%が、当該の学術分野の国際基準と比較して、デンマークの博士論文の質は良い、もしくは非常に良いと評価している。
- 特に医学、保健科学、自然科学、工学および技術分野で博士課程の学生数を大幅に増やすことを目指した2006年のグローバリゼーション協定(Globalisation Agreement)の目標は達成された。
[JSTパリ事務所]