[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 首相官邸
- 元記事公開日:
- 2013/12/06
- 抄訳記事公開日:
- 2014/01/16
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民生用原子力協力に関するエロー首相の北京での講演
- 本文:
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政府の2013年12月6日標記報道発表では、北京で行われた民生用原子力領域における仏中協力30周年記念セミナーでのエロー首相の講演内容の全文を掲げている。概要を以下に記す。
本講演でエロー首相は1983年に始まった民生用原子力における仏中協力30年の経緯に触れ、中国で現在稼働中または建設中の原子炉の4分の3が両国の協力によるものであると述べた上で、今後のさらなる協力の柱として次の4項目を挙げている。
・産業面では、世界的な高度の安全基準に基づいて建設される競争力のある新規原子炉の共同開発の可能性
・核燃料サイクルの上流側では、燃料鉱のみならず燃料の製造が含まれること
・下流側では、使用済み燃料の処理およびリサイクル工場を中国に建設することが両国の原子力共同開発の新たな段階を示すことになること
・安全管理は両国の協力の中核をなし、福島の事故以降はより高レベルの安全管理の確保なくして持続可能な原子力はあり得ず、それを第3世代の技術が提供すべきものであること [DW編集局+JSTパリ事務所]