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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2013/11/20
- 抄訳記事公開日:
- 2014/01/16
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中国、科学技術ジャーナルの国際的影響力の強化に9100万元を投入
- 本文:
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2013年11月20日付の「中国科学報」ネット版は、中国が科学技術ジャーナルの国際的影響力の強化のために9100万元を投入すると報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国科学技術協会が20日に明らかにしたところによると、76種類の英文科学技術ジャーナルが「中国科学技術ジャーナル国際影響力向上計画」に入選し、9100万元の資金援助を受けられることとなった。これは中国国内で最大の科学技術ジャーナルに対する資金援助となる。
同計画は、中国科学技術ジャーナルが直面した危機から生まれたものである。中国科学技術ジャーナルは合計4,953種類あり、アメリカに次いで世界第2位となっているが、上述のジャーナルのうち、英文科学技術ジャーナル数が少なく、構造が合理的ではなく、質的な問題も露見し、中国の科学技術成果の国際交流に対するボトルネックとなる。一方、科学研究成果が流出し、2012年SCI(Science Citation Index)に収録された影響力が高いジャーナル論文数のうち、中国人科学者が発表した論文数が4,020件で、80%が海外のジャーナルで発表された。
このために、中国科学技術協会、財政部、教育部、国家新聞出版広電総局、中国科学院、中国工程院の計6部門が共同でジャーナル影響力向上計画を実施し、ハイレベルの学術交流プラットホームを構築する。計画は2つの段階に分けて実施される。まず、英文科学技術ジャーナルの質を向上させ、次いで、2020年までに中国の自主的知的財産となる世界トップレベルの科学技術ジャーナルグループの形成をめざす。
[JST北京事務所]