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- 国・地域名:
- ノルウェー
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ノルウェー研究会議
- 元記事公開日:
- 2017/04/23
- 抄訳記事公開日:
- 2017/06/16
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産業政策に関する新白書、イノベーションを重視
- 本文:
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ノルウェー研究会議の2017年4月23日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ノルウェー政府は、再構築と革新を可能とする貿易と産業のための枠組みを定めた産業政策に関する白書を発表した。ノルウェーの研究・イノベーションシステムにおける主要な3つの公的機関が、新規および既存の手段を用いてこの政策をフォローすることになる。ノルウェー研究会議の担当理事であるJohn-Arne Røttingenは「産業政策に関する白書(ノルウェー語のみ)は、ノルウェーの貿易と産業が直面している課題を真摯に受け止めている。」、と話し、「政府が、特に実現技術(イネーブリング・テクノロジー)において、また研究開発指向型スタートアップを対象とした新しい税制上の優遇措置を通じて、研究イノベーションのための産業指向型の手段の強化を図ろうとしていることは心強い。」と続けた。
産業政策に関する今回の白書は、ノルウェーには将来の成長や雇用、税収を拡大できる、これまで以上にグリーンかつスマートで革新的な貿易および産業が必要である、と強調している。
政府は、貿易および産業におけるイノベーションを推進するための取組みの一環として、ノルスク・カタパルト(Norsk katapult)支援スキームを開始する。ノルウェー産業開発協力機構(Siva)が管理運営するこのスキームは、更なる産業成長を促し、市場と研究界の間の懸け橋となることを意図している。
産業政策に関する新白書は、新規および既存の手段を用いてノルウェーの貿易と産業を推進するため、研究・イノベーションシステムに関連した公的機関が協調して取り組むことを要請している。また公共調達を、ノルウェー経済のイノベーションと再構築を促す駆動力と見なしている。さらに政府は、イノベーション・ノルウェーに基づいて官民イノベーションのためのイニシアティブを考案する予定である。
[JSTパリ事務所]