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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2017/05/16
- 抄訳記事公開日:
- 2017/06/23
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中国、「一帯一路」科学技術イノベーション行動計画を始動する見込み
- 本文:
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2017年5月16日付の科学技術部ウェブサイトは、「習近平国家主席:中国、『一帯一路』科学技術イノベーション行動計画を始動する見込み」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
5月14日、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京で開幕され、習近平国家主席は開幕式に出席し、基調講演を行った。
習近平国家主席は、「中国は各国とイノベーション協力を強化し、『一帯一路』科学技術イノベーション行動計画を始動し、科技人材の交流、共同実験室の共同設置、科学技術パークへの協力、技術移転という4項目の行動を展開していく。今後5年間、我々は延べ人数で2500人の中国での短期科学技術研究を準備し、延べ人数で5000人の科学技術・管理人材を育成し、50カ所の共同実験室を投入運営する見込みだ」と指摘した。
習近平国家主席はまた、講演で「イノベーションは発展を推進するための重要な力である。我々は『一帯一路』を『イノベーションの道』に作り上げ、イノベーション駆動による発展を堅持し、デジタル経済、人工知能、ナノテクノロジー、量子コンピューター等の先端分野での協力を強化し、ビッグデータ、クラウド計算、スマート都市建設を推進して、21世紀のデジタルシルクロードを構築する。我々は科学技術と産業、科学技術と金融の緊密な結合をより深く促進し、イノベーション環境を最適化させ、イノベーション資源を集中し、インターネット時代の若者に創業空間、創業工場を作り上げる」と強調した。
[JST北京事務所]