[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/12/26
抄訳記事公開日:
2014/01/28

中国超臨界圧水冷却炉技術プロジェクト、検収に合格

我国超临界水冷堆研究获突破   

本文:

2013年12月26日付の「中国科学報」ネット版は中国超臨界圧水冷却炉技術プロジェクトが検収に合格したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

中国核工業集団公司が25日に明らかにしたところによると、中国核動力研究設計院が担当した「超臨界圧水冷却炉技術の研究開発(第一段階)」プロジェクトが3年間の研究開発を経て、このほど中国国家国防科技工業局の検収に合格した。同プロジェクトが示した超臨界圧水冷却炉の全体的な技術路線は、中国の超臨界圧水冷却炉の発展の方向を明確にし、超臨界圧水冷却炉原発の設計及び関連技術の研究、超臨界圧水冷却炉の実験及び実験に関する技術の研究、超臨界圧水冷却炉の材料の研究などの面において、豊富な成果を獲得した。
 超臨界圧水冷却炉は世界で認められる6種類の最も発展の将来性が高い第4世代原子力システムの一つであり、原子力燃料の利用率が高く、システムが簡単で冷却炉の熱効率が高いなどのメリットを持っている。2010-2012年にかけて、同設計院は関連研究を実施した。

[JST北京事務所]