[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ノルトライン=ヴェストファーレン州 イノべーション・科学・研究・技術省
元記事公開日:
2014/01/14
抄訳記事公開日:
2014/01/29

オンライン奨学金申請 試験運用開始

Pilotversion startet: Studierende können BaföG-Antrag zukünftig online stellen

本文:

ノルトライン・フェストファーレン(NRW)州ではオンライン奨学金申請の試験運用が始まり、これに関してNRWイノベーション科学研究省は概略以下のような報道発表を行った。

1月15日からインターネットで連邦教育促進法に基づく奨学金(BAföG)の申請が可能となった。奨学金申請書をネット上で記入することができ、専用ソフトウエアが記入された申請内容を即時にチェックする仕組み。

シュルツェNRW州科学大臣は「オンライン奨学金申請制度は、学生だけでなく奨学金所管当局の担当者の負担を著しく軽減するものである。このシステムは申請プロセス全体を更にスピードアップするであろう」と語った。β版では先ず、主だった申請書類がオンライン処理の対象となり、その他の関連書式に関しては来年の冬学期までに運用可能となる予定。

NRW州学生支援機構もこのオンライン申請への移行を歓迎している。同機構の広報、レンメル氏は「新しいシステムに不慣れな部分もあるが、学生はインターネットを日常的に使っているので、問題はないだろう。時代に即したコミュニケーションへの移行が実現されることを歓迎する」と語った。

NRW州では年間あわせて約20万人がBaföGを申請している。

[DW編集局]